この数年の間に、オンライン取引のみのネット銀行が台頭し、銀行口座、住宅ローン、資産管理などに数兆ドルの業績を上げています。従来からのメインフレームに依存している金融機関は、デジタルネイティブな競合他社にどのように対抗できるでしょうか。
その答えは「コンポーザブルバンキング」です。 コンポーザブルバンキングとは、クラウドネイティブなコンポーネントを使って、新しい金融商品や顧客体験を迅速に組み立てるシステムのことです。OpenLegacy は、コンポーザブルバンキングを可能にするシステムを提供することで、金融機関が目指すイノベーションを支援します。
従来から使用してきたシステム、メインフレーム、データベース、アプリケーションなどのレガシー資産を活用して、新しいデジタル変革を迅速に立ち上げます。
特別なスキルは必要ありません。コアシステムへの更新も不要です。開発と展開にかかるコストと手間を大幅に削減します。
オンプレミス、クラウド、またはその両方を組み合わせ、レガシー資産をマイクロサービスAPIまたはサーバレス機能として展開します。
ビジネスへの適用 | 技術的な利点 |
---|---|
新サービスの提供新しいモバイル機能やデジタル商品を迅速に提供できます。 |
スピードAS/400、IBMメインフレーム、CICS、IMSなどのコアシステムから、オープンAPIを迅速かつ自動的に作成します。 |
パートナーシップFinTechやブロックチェーンテクノロジーを利用して、金融サービスを拡張できます。 |
コスト削減ESBミドルウェアへの依存度を減らし、全体的なコストとメンテナンスを削減します。 |
オープンバンキンググローバルAPIにより、オープンバンキングの可能性を拡げます。 |
安全性HTTPSとTLSを利用してコアシステムにアクセスするので、安全な接続が維持されます。また、マイクロサービスAPIの安全性は、強力なデータ形式(JSON)とoAuth2(Web認証)によって保たれています。 |
「OpenLegacyは、最終的にはメインフレームからの移行に役立ちました。新しいプロジェクトを阻止するのではなく、むしろ新しいプロジェクトを可能にする要素となりました。OpenLegacyで生成されたAPIを使用して、環境内の他のシステムとの接続が可能になったからです。」
「OpenLegacyを利用することで、APIやマイクロサービスを1回のスプリントで構築でき、真の応答性が実現できます。マイクロサービスの構築が、数か月に1つから、2週間で5つにまで向上したのです。」
「このプラットフォームによって、次世代金融インフラであるMoneyTapの送金アプリケーションへのAPI接続が可能になりました。SBIグループは地域活性化に積極に取り組んでおり、APIプラットフォームによって地方銀行のデジタル化を促進し、地方銀行の活性化につなげたいと考えています。」
BIAN APIの統合により、コンポーザブル バンキングを実現することで、スピードと回復力がどのように強化されたかをご覧ください。