イスラエルで2013 年に創業したスタートアップである 弊社OpenLegacy は、企業の基幹業務とデータを蓄えたメインフレームに代表されるレガシーシステムと、DXやFintech等の最先端サービスとを、リアルタイム連携させるためのAPIを⾃動⽣成する、No-Code, Low-Codeソフト開発ツールを提供しています。 本年5⽉には、⽇本国内の、とりわけ⾦融機関におけるAPIへの注⽬にお応えするために、⽇本法⼈を開設しご案内を開始いたしました。
OpenLegacyは、MUFG Union銀⾏、AIG損害保険、MetLife⽣命保険、Liberty Mutual⽣命保険等の欧⽶⾦融機関等 世界100社以上において、新規顧客の獲得、モバイルサービスによる収益向上、コンプライアンスの遵守などの経営課題に対して、従来の開発⽅法より平均86%⾼速に、92%低コストでAPIを開発し新サービスを実現しています。また、⽶Forrester Researchによれば、Fortune G2000の銀⾏において、555万ドル(約6億円)の価値 及び353%の投資対効果を、わずか6ヶ⽉の回収期間で発揮したと報告されています。
⼀⽅で、皆さまがご経験されてこられたように、埋込み型⾦融などのAPIエコノミー実現のためには、ビジネス変⾰、情報技術に加えて、規制や法制度、セキュリティ確保等、多⽅⾯からのアプローチが必要となります。そこで本セミナーでは、国内での活⽤事例として 株式会社 島根銀⾏様にご登場いただき、いかにして 迅速にかつ低コストに、メインフレーム上の勘定系システムに APIを量産することができたか、セキュリティ⾯でどんな考慮をされたか、また、それらにより経営課題実現に向けてどのように前進できたかを語っていただきます。
さらにパネル・ディスカッションでは、シンガポール⾦融管理局が⽀援しているAPI 利⽤促進のためのプラットホーム APIX(APIエクスチェンジ)を例にとり、⽇本国内でのAPI活⽤の⽅策を探ります。
皆様におかれましては⼤変ご多⽤のこととは存じますが、何卒ご参加賜りますようお願い申し上げます。
内田雅彦
オープンレガシージャパン株式会社 日本代表ゼネラルマネージャー
ゼネラルマネージャーとして、営業、プリセールス、カスタマーサクセス、パートナーアライアンス、製品のローカライズなど、日本における市場化戦略を統括。日本のIT業界で37年以上の経験を積んできたベテランであり、Informatica、Cognos、Oracle、DECなどで、さまざまなエンタープライズITソリューションを日本に紹介するエバンジェリストとして活躍。最近では、CiscoのAppDynamicsのカントリーマネージャーとして、最先端のAPMとエンドツーエンドのフルスタックオブザーバビリティソリューションを提供。これまでの経歴を通じて、日本の企業がデジタルトランスフォーメーションの過程で経験する課題を熟知している。
OpenLegacy について
OpenLegacyは、アプリケーション統合において最も複雑な部分に対応する方式として、データ駆動型のインテグレーションを開発しました。つまりレガシーシステム、メインフレーム、アプリケーション、およびデータベースとの接続です。10年以上にわたってレガシー分野でビジネスを進めるなかで、既存のベンダーではこのニーズに十分対応できていないことに気づきました。多くのベンダーは、この重要で複雑なプロセス以外については、適切にインテグレーションに対応できています。しかし、大手企業のほとんどが、ビジネスを遂行するためにレガシーテクノロジーを必要としています。OpenLegacyには、他の既存のどの方式よりも迅速にインテグレーションを実施するソリューションがあります。これにより企業は、現在は俊敏かつ革新的にビジネスを進めることができ、将来はレガシーシステムからのマイグレーションが容易になります。OpenLegacyは、“今”のためのソリューションであり、“将来”のためのソリューションでもあります。